火災保険の見直しについてのご相談。
火災保険は火災はもちろん、落雷、爆発、風災、水災、盗難など建物や家財に生じた損害を補償される保険です。
保険をかける場合、「建物」、「家財」あるいは「建物と家財の両方」から対象を選びますが、一般的に持ち家の場合は「建物」または「建物と家財の両方」、賃貸では「家財」が対象となります。
以前加入したときにはベストな火災保険だったとしても、時間の経過や環境の変化などで、数年後も同じ状況であるとは限りません。
一方、子どもが独立して家族の人数が減ったときなどは、家財が減る分保険金額を減らすことができます。ライフイベントごとに見直しをする生命保険と同じように、火災保険も一度加入してそのままにするのではなく、そのときの状況に合ったものを選ぶことが大切です。
住宅ローンの借り換え、引っ越しや家の売却、家を他人に貸すときなども、火災保険の見直しや切り替えを考えるきっかけになります。現在加入している火災保険と他社の商品を比較してみると、同じ補償内容でも保険料が違うことがあるため、切り替えることで保険料の節約が可能な場合があります。
また、補償がセットになっている商品の場合は、必要のない補償まで自動的に付加されることもあるため、保険料が割高になりがちです。最近の火災保険では補償内容について細かく設定ができる商品も増えているため、見直すことによって必要な補償だけを選ぶことができます。マンションの高層階に住んでいる場合などは、水害の補償を外して保険料を安くすることもできます。
当NPOとして、地元で信用できる保険代理店と現状の保険内容を確認頂き、どのように進めていくかの共有、必要なポイント、減額しても良いのでは、と考えられるポイント、今後のリスクとして不要と考えられるポイント、それぞれを鑑みて、現状における最適な内容をお勧めすることとなりました。
※ご相談は、本ホームページのメールフォーム、若しくはLINE公式アカウント登録後にメッセージ等、お気軽にどうぞ。